ヘルムホルツ共鳴を用いた音響駆動アクチュエータ

カテゴリ: 部門大会

論文No: PS5-18

グループ名: 【C】2022年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2022/08/24

タイトル(英語): Sound driven actuator using Helmholtz resonance

著者名: 庭野 尊（電気通信大学）,松本 光春（電気通信大学）

著者名(英語): Takeru Niwano (The University of Electro-Communications),Mitsuharu Matsumoto (The University of Electro-Communications)

キーワード: ロボット|ロボット制御|音波音波|robots|robot control|sound wave

要約(日本語): 原子力発電所の安全性を確保するために、建物のコンクリートのひび割れを補修することは非常に重要だが、
放射線が非常に強い場所での補修作業は非常に困難である。この問題を解決するために、これまで多くのロボットが提案されてきた。
しかし、それらは無線で操作することができず、事故が起きた際には瓦礫として放置されるなどの問題がある。
この問題を解決するために、本論文では音で駆動するロボットの実現可能性を検討した。
音波で動くことのメリットは、電界や磁界の影響を受けずにロボットを動かせることである。
本研究では、ロボットのアクチュエーターの動力源としてヘルムホルツ共鳴に着目し、
その結果生じる空気の流れを利用してロボットを移動させることを目指した。
実験の結果、開発したアクチュエーターを音によって遠隔操作で動かせることを確認した。