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デルブーフ錯視視認時の脳波と背側視覚経路における視覚情報処理の関係性の考察

デルブーフ錯視視認時の脳波と背側視覚経路における視覚情報処理の関係性の考察

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カテゴリ: 部門大会

論文No: TC3-13

グループ名: 【C】2022年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2022/08/24

タイトル(英語): Relationship between EEG in Delboeuf illusion presented and visual information processing in dorsal visual pathway.

著者名: 池田 俊(名古屋工業大学),船瀬 新王(名古屋工業大学),内匠 逸(名古屋工業大学)

著者名(英語): Shun Ikeda (Dept. of Enginnering, Graduate school of Engineering, Nagoya Insitute of Technology),Arao Funase (Dept. of Enginnering, Graduate school of Engineering, Nagoya Insitute of Technology),Ichi Takumi (Dept. of Enginnering, Graduate school of Engineering, Nagoya Insitute of Technology)

キーワード: デルブーフ錯視|第五次視覚野|脳波|視覚誘発電位|Delboeuf illusion|V5|EEG|Visual evoked potential(VEP)

要約(日本語): 世の中にはさまざまな錯視が存在するが,その一つにデルブーフ錯視がある.デルブーフ錯視とは直径の異なる円が同心円に配置されたとき,円の大きさが実際と異なって知覚される錯視である.この錯視が生じたときの知覚処理は未解明である.そこで,本研究ではデルブーフ錯視を視認した時の脳波を解析することで,錯視時にどのような脳内情報処理が行われているのかを検討している.
先行研究ではデルブーフ錯視視認後40msにおいて,錯視効果の有無で周波数成分に差異が見られた.本稿では人間の視覚情報処理経路を踏まえて,錯視時に見られた差異の要因について考察を行う.結論として周波数成分の差異はV5へ入力される信号に起因することが考えられた.視覚刺激提示後40ms付近でV5に入力される信号は高速で動く物体の“運動方向”を視覚情報として保持する.よって,デルブーフ錯視は運動方向の知覚に起因すると考えられる.

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