連続加算課題を用いたハチマキの有無による疲労への影響についての検討
連続加算課題を用いたハチマキの有無による疲労への影響についての検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC3-14
グループ名: 【C】2022年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2022/08/24
タイトル(英語): Study on Fatigue in Serial Addition Task with/without Hachimaki
著者名: 下村 理雄(名古屋工業大学),磯野 正太郎(名古屋工業大学),船瀬 新王(名古屋工業大学),内匠 逸(名古屋工業大学)
著者名(英語): Rio Shimomura (Dept. of Enginnering, Graduate school of Engineering, Nagoya Insitute of Technology),Shotaro Isono (Dept. of Enginnering, Graduate school of Engineering, Nagoya Insitute of Technology),Arao Funase (Dept. of Enginnering, Graduate school of Engineering, Nagoya Insitute of Technology),Ichi Takumi (Dept. of Enginnering, Graduate school of Engineering, Nagoya Insitute of Technology)
キーワード: ハチマキ|RAS|連続加算課題連続加算課題|Hachimaki|RAS|Serial Addition Task
要約(日本語): 我々はこれまでハチマキ有無が連続加算課題の解答数,正答数と誤答率にどのように影響を与えるかを検討してきている.従来の結果より時間経過とともに解答数と正答数が変化すること,ハチマキの有無でその変化に違いがあることを確認した.このことから,ハチマキは疲労の蓄積と関係がある可能性が示唆された.そこで本研究では,ハチマキの有無で疲労度に変化が生じるかを検討する.本研究では疲労の指標として,被験者の主観的評価で回答するRASを用いる.実験として,先行研究と同じく連続加算課題を6回行わせた.その際,各課題前にRASの解答を被験者に行わせた.被験者は8名である.その結果、RASの全被験者の全項目(眠気・全般的活性・リラックス・緊張・意集中困難・意欲減退)において,ハチマキの有無による差を確認することができなかった.このことから,ハチマキは疲労に対して影響を与えないと推測できる.
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