柔道けんこう体操の身体の重心解析による転倒予防効果の検証

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC11-11

グループ名: 【C】2022年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2022/08/24

タイトル(英語): Verification of the effect of judo kenko exercise on fall prevention by analysis of the body's center of gravity

著者名: 滝澤 夢叶（東京電機大学）,鈴木 悠河（東京電機大学）,塚越 泉（東京電機大学）,花﨑 泉（東京電機大学）

著者名(英語): Yuto Takizawa (Tokyo Denki University),Yuga Suzuki (Tokyo Denki University),Izumi Tsukakoshi (Tokyo Denki University),Izumi Hanazaki (Tokyo Denki University)

キーワード: 柔道けんこう体操|転倒予防|重心推定|モーションキャプチャ|Judo Kenko Exercise|Fall prevention|Center of gravity estimation|Motion capture

要約(日本語): 要介護認定を受けた人のうち、転倒やそれに起因する骨折が原因である人の割合は12％を占めており要介護原因としては3番目に多い。近年では健康寿命の増長を目的とした体操が提案されている。これらの体操は指導者の経験則に基づいて効果が期待されているものが多く、体操の効果を定量的に評価することが求められる。本研究では柔道の動作を利用して転倒の回避動作を練習する体操である「柔道けんこう体操」についてその転倒予防を定量的に検証することを目的とする。モーションキャプチャを用いて身体部位の3次元空間の位置を計測して、身体を12分割した剛体リンクモデルを想定して各部の質量と重心比から身体の重心を推定する。床面投影点と支持基底面との距離から静的安定性の推定を行い転倒の危険性を評価する。