少数の異常データを用いた電車線設備の異常診断手法
少数の異常データを用いた電車線設備の異常診断手法
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC17-4
グループ名: 【C】2022年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2022/08/24
タイトル(英語): Abnormality diagnosis method for train line facilities using a small number of abnormality data
著者名: 野田 祥希(明電舎),望月 凜平(明電舎),松村 周(鉄道総合技術研究所),大橋 剛介(静岡大学)
著者名(英語): Yoshiki Nota (MEIDENSHA CORPORATION),Rinpei Mochizuki (MEIDENSHA CORPORATION),Itaru Matsumura (Railway Technical Research Institute),Gosuke Ohashi (Shizuoka University)
キーワード: 異常検知|電車線金具|目視検査目視検査|Anomaly detection|Overhead contact line fittings|Visual inspection
要約(日本語): 電気鉄道は、交通機関として大きな役割を果たしている。このような電気鉄道を安全に運用するためには、設備のメンテナンスが必須であり定期的な点検や検査が行われている。その対象設備の1つとして架空電車線がある。架空電車線とは、走行する車両に対して給電を行う設備であり、メンテナンスには多くの人員と時間を要している。このメンテナンス作業では、設備を作業員が目視で点検しているため、作業負荷が高く、現場では作業の効率化が要望されている。そこで我々は、架空電車線設備のメンテナンス作業の効率化を目的に画像解析によるメンテナンス技術の開発を行ってきた。本稿では、架線設備を構成するパーツの1 つであるハンガ金具の検査効率化、高精度化について手法の提案を行う。提案手法では、ラインセンサカメラにより撮影した画像を深層学習を用いた解析アルゴリズムで解析することで点検を行う。
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