外部ソースコード間の類似度を利用した自動バグ修正法

カテゴリ: 部門大会

論文No: GS6-2

グループ名: 【C】2023年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2023/08/23

タイトル(英語): Automated Bug Fixing Method using Similarity Measures between External Source Codes

著者名: 長倉 雄大（東京電機大学）,阿部 清彦（東京電機大学）

著者名(英語): Yudai Nagakura (Tokyo Denki University),Kiyohiko Abe (Tokyo Denki University)

キーワード: 自動バグ修正|外部ソースコード|GenProg|デバッグ|類似度|Automatic Bug Fixing|external source codes|GenProg|debugging|similarity

要約(日本語): 現在、システム開発におけて多大なコストを占めるデバッグ作業の自動化などのために、自動バグ修正技術の研究が行われている。自動バグ修正技術の1つである"GenProg"は、修正対象のソースコードを再利用することでエラーの解決を試みるため、エラー修正の可否は修正対象のソースコードに依存する。本研究では、修正対象以外のソースコード(外部ソースコード)の文を再利用して、エラーの自動修正を行うプログラムを開発した。修正に利用する外部ソースコードは、修正対象のソースコードと外部ソースコード間の類似度を基に採用確率の調整を行った。プログラムの評価実験として、競技プログラミングサイト"AtCoder"のテストケースを通過しなかったソースコードに対して、外部ソースコードを利用した修正に関する実験を行ったのでその結果を合わせて報告する。