等価変換思考の視点を活用する創造性志向のSTEM教育------ 再帰的プログラミング--------------

カテゴリ: 部門大会

論文No: GS6-7

グループ名: 【C】2023年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2023/08/23

タイトル(英語): Creativity Oriented STEM Education Utilizing the Viewpoint of Equivalent Transformation Thinking Theory----- Recursive Programming -------

著者名: 服部 哲郎（香川大学）,大野 麻子（大阪産業大学）,服部 真依（香川大学）,林 敏浩（香川大学）,今井 慈郎（香川大学）

著者名(英語): Tetsuo Hattori (Kagawa University),Asako Ohno (Osaka Sangyo University),Mai Hattori (Kagawa University),Toshihiro Hayashi (Kagawa University),Yoshiro Imai (Kagawa University)

キーワード: STEM 教育|創造性|等価変換理論|ハノイの塔|再帰的プログラミング|STEM education|Creativity|Equivalent Transformation Thinking Theory|Tower of Hanoi|Recursive programming

要約(日本語): 近年，科学技術高度化とそれに伴う社会変化を背景として，STEM (Science, Technology, Engineering and Mathematics) 教育に対する，融合的かつ総合的な方法論が重要視されつつあると思われる。本稿では，1955年に故市川亀久彌博士が創造性原理として提唱した等価変換理論（Equivalent Transformation Thinking Theory，ETT）の視点を活用した，STEM教育の方法論を示す。特に，コンピュータ教育において難易度の高い再帰的プログラミングを対象例として，よく知られているハノイの塔の問題例を挙げ，問題の理解とプログラミング能力向上に，より効果的と思われる等価変換的視点からの教示方法を示す。