3次元行動の特徴による増減符号を用いたなりすましに頑健な個人認識手法の一検討
3次元行動の特徴による増減符号を用いたなりすましに頑健な個人認識手法の一検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS2-5
グループ名: 【C】2023年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2023/08/23
タイトル(英語): A Robust Personal Recognition Method against Impersonation Using Increase/Decrease Codes Based on 3D Behavioral Features
著者名: 高橋 大介(文化学園大学),平野 昭晃(関東学院大学),立野 玲子(関東学院大学)
著者名(英語): Daisuke Takahashi (Bunka Gakuen University),Teruaki Hirano (Kanto Gakuin University),Tachino Reiko (Kanto Gakuin University)
キーワード: 個人認証|空間行動|増減符号|3次元解析|Identification|Aerial Motion|Increase and Decrease Code|3D Analysis
要約(日本語): 非接触な個人認証を行う上で、動画中の人物から行動データを読み取り、対象を個人認証する手法の開発が活発である。本研究で対象とする行動は、空中での指先の微細な動きであり、この行動者の個人認識を目的としている。我々が開発した手法では、3次元の空間行動データから、3次元ベクトルのノルムによる類似度から増減符号を算出する。設定した閾値を基に算出した増減符号をマッチングに用いている。この符号は認証時における行動の大小、速度、少量の雑音に対して頑健であり、微細行動認証に適した情報量であることをこれまでの研究で報告している。
本稿では、空中行動における特徴の抽出手法の改良と共に提案手法による同一人物と他人との判別精度について検討を行った結果を報告する。
受取状況を読み込めませんでした
