社会関係資本を見える化する社会インパクトシミュレーション
社会関係資本を見える化する社会インパクトシミュレーション
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS5-1
グループ名: 【C】2023年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2023/08/23
タイトル(英語): Social Impact Simulation to Visualize Social Capital
著者名: 江端 智一(日立製作所),山田 健一郎(日立製作所)
著者名(英語): Tomoichi Ebata (Hitachi, Ltd. Research & Development Group),Kenichiro Yamada (Hitachi, Ltd. Research & Development Group)
キーワード: 社会インパクト|社会関係資本|マルチエージェントシミュレーションマルチエージェントシミュレーション|Social Impact|Social Capital|Multi-Agent Simulation
要約(日本語): 近年、社会問題の解決や改善に取り組む民間投資であるソーシャルインパクトボンド(SIB)への関心が高まっている。しかし、SIBの評価対象である社会関係資本(ソーシャルキャピタル:SC)は、その熟成期間が長く、長期間の観測や大規模なアンケートが必要な上、評価者の主観が入りやすいという問題がある。そこで本研究では、仮想空間内に数万人の街を準備し、その街の人口や年齢や生活状況を正確に反映したエージェントを生成し、そこで10年間、365日24時間の住民エージェントを移動させ続けて観測する「社会インパクトシミュレーション」を作成した。公募設置管理制度(Park-PFI)での公園イベントや、自宅またや職場における人間のコミュニケーションにおいて、エージェントが互いに影響を受けあう状況を再現した上で、公園イベントの実施/不実施等の条件を変更した場合の、公園利用者個人と集団のSCの変化や傾向について報告する。
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