周辺視野を活用して情報認識を効率化する視線追従型表示方法の提案
周辺視野を活用して情報認識を効率化する視線追従型表示方法の提案
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS7-1-5
グループ名: 【C】2023年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2023/08/23
タイトル(英語): Proposal of gaze-tracking based display that uses peripheral vision to improve information recognition efficiency
著者名: 砂上 竣作(香川大学),佐藤 敬子(香川大学)
著者名(英語): Shunsaku Sunakami (Kagawa University),Keiko Sato (Kagawa University)
キーワード: 視線計測|視覚探索|周辺視周辺視|gaze measurement|visual search|peripheral vision
要約(日本語): ディスプレイを長時間見続けると身体や心の不調を引き起こすことがある.人間の視力は視界の中心において最大となり,その後網膜偏心度に従って低下する.周辺視野部の見えを拡大することによって,視力の低下を補うことができ,画面上の視覚探索にかかる時間を短縮させることにつながるのではないかと考えた.そこで本研究では,視線追従窓パラダイムを用いて,周辺視野を活用して情報認識を効率化する視線追従型表示方法の提案を最終目的とした実験を行った.刺激は,グレー背景にディストラクタを 52 個とターゲットをランダムな位置に 1 個配置した画像または,ディストラクタを 53 個配置した画像を使用した.実験は,窓サイズが視野角半径4度,5度,6度で周辺部を拡大する条件の3条件としない条件の計4条件で実施し,参加者にターゲットの有無を回答してもらった.結果として,周辺拡大した条件でしない条件に比べ,反応時間が有意に短くなった.
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