極値探索制御アプローチに基づく適応学習支援システムの一設計
極値探索制御アプローチに基づく適応学習支援システムの一設計
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS2-8
グループ名: 【C】2023年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2023/08/23
タイトル(英語): Study on Adaptive Learning Support System Design based on Extremum Seeking Control Approach
著者名: 堀之内 崇人(広島大学),槇野 泰大(広島大学),脇谷 伸(広島大学),林田 智弘(広島大学),木下 拓矢(広島大学),堤 健人(山口大学)
著者名(英語): Takahito Horinouchi (Hiroshima University),Yasuhiro Makino (Hiroshima University),Shin Wakitani (Hiroshima University),Tomohiro Hayashida (Hiroshima University),Takuya Kinoshita (Hiroshima University),Kento Tsutsumi (Yamaguchi University)
キーワード: 極値探索制御|適応学習支援システム|学習者モデル|短期記憶|Extremum seeking control|Adaptive learning support system|Learner model|Short-term memory
要約(日本語): 令和の日本型教育の構築にあたり,ICT端末を効果的に活用した個別最適な学びの実現が重要視されている。これに際して,適応学習支援システムは個々の学習者の状況に合わせて学習者への支援度を自動調整する機能を持ち,また,ICT端末への実装が容易であるため,上記の課題解決の一助になることが期待されている。しかしながら,上記システムにおいて知識レベルや学習意欲などの,注目される学習者の特性をその学習者のポテンシャルの下で最大化するアルゴリズムについては検討がなされていない。本研究では,極値探索制御法により,学習者の特性の評価の最大化を実現する適応学習支援システムを提案した。また,システムの検証にあたり,人の短期記憶の忘却特性を加えた学習者モデルを用いた。シミュレーションの結果,教師の支援に対し,学習者の特性を最大化しながら学習が進む様子を確認できた。
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