複数のFPGAを用いた符号探索システムの高速化
複数のFPGAを用いた符号探索システムの高速化
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS3-7
グループ名: 【C】2023年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2023/08/23
タイトル(英語): Speed-up of code search system using multiple FPGAs
著者名: 小沼 陸(日本工業大学),小原 耀太(日本工業大学),木村 圭吾(日本工業大学),高瀬 浩史(日本工業大学),丹羽 次郎(日本工業大学)
著者名(英語): Riku Onuma (Nippon Institute of Technology),Yota Obara (Nippon Institute of Technology),Keigo Kimura (Nippon Institute of Technology),Hiroshi Takase (Nippon Institute of Technology),Jiro Niwa (Nippon Institute of Technology)
キーワード: レーダ|パルス圧縮|2値符号|サイドローブ|FPGA|Radar|Pulse Compressions|Binary Code|Sidelobe|FPGA
要約(日本語): 本研究では,圧縮パルスが複数のサブパルスで構成される幅広2値符号を対象に,FPGAボードを用いて探索の高速化を試みた.これまでに開発したシステムでは,圧縮パルスを構成するサブパルスの数が1度の探索で1種類のみの探索であった.これを3種類の指定を可能にし,1度に3回分の探索を実行できるようになった.また,台数を増やし並列化数を増加させることで2倍の速度で探索が可能になった.よって,実質的に従来と比べ6倍の速度で探索が可能になった.そして,符号長50~54において全探索を行い,圧縮比20~35において従来2値符号よりサイドローブのピーク値とメインローブのピーク値の比が小さな幅広2値符号を見出し,圧縮比によっては約7.6[dB]改善できることが分かった.そして,探索した幅広2値符号の周波数帯域特性およびドップラー周波数特性をシミュレーションにより評価した.
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