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培養系における疼痛伝達回路の再現と電気活動計測によるネットワーク機能評価

培養系における疼痛伝達回路の再現と電気活動計測によるネットワーク機能評価

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カテゴリ: 部門大会

論文No: PS4-2-5

グループ名: 【C】2023年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2023/08/23

タイトル(英語): Reproduction of Pain Transmission Circuits in Culture Systems and Evaluation of Network Function by Recording Electrical Activity

著者名: 宮原 優希(東京大学),榛葉 健太(東京大学),小谷 潔(東京大学),神保 泰彦(東京大学)

著者名(英語): Yuki Miyahara (The University of Tokyo),Kenta Shimba (The University of Tokyo),Kiyoshi Kotani (The University of Tokyo),Yasuhiko Jimbo (The University of Tokyo)

要約(日本語): 痛覚は生体の生存を脅かす危機を察知するために不可欠な機能である.一方,原因が不明な持続的痛みを知覚する慢性疼痛は鬱病などの精神疾患を誘発する.従来研究では,生体内で疼痛伝達回路を構成する神経細胞の活動性変化から慢性疼痛の疾患機序を調査していた.生体を用いた研究に加えて,培養系での慢性疼痛モデルの構築は,細胞の活動性変化がネットワーク機能に与える影響を調査可能とし,疾患機序の解明や効果的な治療法の開発に貢献できる.本研究では,細胞特性を評価可能な分散培養系と生体の構造を保った組織培養系で疼痛伝達回路を再現する手法の確立を目的とした.神経活動を多点計測できる高密度微小電極アレイ上で,ラット胎児から採取した後根神経節と脊髄を分散共培養または組織共培養し,細胞外電位を計測した.得られたデータから疼痛伝達回路の機能評価手法を検討した.今後は,培養系における慢性疼痛モデルの構築と疾患原因の特定を行う.

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