音響放射圧印加後の赤血球ATP活性変化の調査
音響放射圧印加後の赤血球ATP活性変化の調査
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS4-2-16
グループ名: 【C】2023年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2023/08/23
タイトル(英語): Investigation of changes in red blood cell ATP activity after impression of acoustic radiation pressure
著者名: 米倉 里奈(東京都立大学),佐藤 隆幸(東京都立大学)
著者名(英語): Rina Yonekura (Tokyo Metropolitan University),Takayuki Satou (Tokyo Metropolitan University)
キーワード: ATP|超音波|赤血球|トランスデューサ|ATP|ultrasound|red blood cell|transducer
要約(日本語): 赤血球凝集体は体外循環装置内や生体内において流路や血管の狭窄を引き起こす原因となり、患者の生命に関わる。そこで当研究グループは体外循環装置の保守を目的として超音波を用いた赤血球凝集体の破砕を試みる実験を行ってきた。結果から焦点付き5MHzトランスデューサを用いて血液に16分間一定のパワーにて超音波照射を行うと赤血球凝集体の破砕が観測された。しかし、この研究では超音波による赤血球の機能への影響を考慮していなかった。本研究では超音波による赤血球への影響をATP測定により調査している。ATPは生物の代謝に使われる重要な物質である。先行研究において、焦点付き5MHzトランスデューサで16分間超音波照射した血液と照射していない血液のATP量を3日間測定し比較したところ、超音波照射の有無が赤血球の機能に影響している可能性があることを示した。
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