Web カメラを用いた瞬目活動の検出と 抑うつ度評価に関する試み

カテゴリ: 部門大会

論文No: PS4-2-18

グループ名: 【C】2023年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2023/08/23

タイトル(英語): An attempt to detect blink activity and evaluate depression using a webcam

著者名: 王 シン林（東京都立大学）

著者名(英語): shinrin ou (Tokyo Metropolitan University)

キーワード: 抑うつ度|検知システム|depression level|detection system

要約(日本語): うつ症状は国内でも増加傾向にあり、近年ではコロナウィルスへの警戒心による外出機会の減少もその一員となっている。現在脳波計や 筋電図計などの専門的な測定機器で人間の瞬目を判断しメンタル状態評価する研究あるが、本研究ではうつ関連指標であることが知られている瞬目回数に着目した。コロナ禍で一般化したWeb カメラを利用することによって瞬目回数を計数し、セルフチェックできるツールの開発を目的とする。瞬目回数と併せて心拍数、薬服用、内省（アンケート）をデータ採取し、それらの関連を調査した。瞬目回数取得実験の前後で内省スコアがやや改善し、うつ状態からの回復を示す瞬目率の低下が確認された。