任意の測定間隔を設定できるCO2測定機器の開発と室内のCO2濃度変化の測定
任意の測定間隔を設定できるCO2測定機器の開発と室内のCO2濃度変化の測定
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS8-10
グループ名: 【C】2023年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2023/08/23
タイトル(英語): Development of CO2 Monitoring Equipment for Measurement at Arbitrary Intervals and Analysis of Indoor CO2 Concentration Changes Using Them
著者名: 安部 萌(九州産業大学),田中 康一郎(九州産業大学)
著者名(英語): Moe Abe (Kyushu Sangyo University),Koichiro Tanaka (Kyushu Sangyo University)
キーワード: CO2センサー|CO2 sensor
要約(日本語): 近年,密を可視化し換気を促すCO2センサへの注目が高まっているが,広い空間ではCO2センサの設置場所によるCO2濃度の違いが予想される.そこで本研究では, CO2測定機器を10cmごとに垂直に並べ測定を行うことで,適切なCO2センサの設置位置について検討する.本研究を遂行するにあたり,Winsen MH-Z19C(NDIR式CO2センサ),Arduino MKR WiFi 1010(Wi-Fi 通信機能を搭載したマイクロコントローラ),Bosch BME280(気温・湿度・気圧センサ)で構成されるCO2測定機器を作成し,CO2測定機器が一定時間おきにWi-Fi経由でCO2濃度をサーバにアップロードしiOSアプリで測定値をいつでも見られるようなシステムを開発した.測定の結果,人がいる時間は下の方よりも上の方のCO2濃度が高くなった.これは人の息は周りの空気と比べて温かいため空気が上に登ったからと考えられ,CO2測定機器の設置位置は上の方が適切と予想する.
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