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ローラーポンプ吐出特性と圧較差を用いた実血流量推定法の考案とその測定精度の検討

ローラーポンプ吐出特性と圧較差を用いた実血流量推定法の考案とその測定精度の検討

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カテゴリ: 部門大会

論文No: TC1-2-2

グループ名: 【C】2023年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2023/08/23

タイトル(英語): A new method for estimating actual blood flow rate using roller pump discharge characteristics and pressure gradient.

著者名: 小野 淳一(川崎医療福祉大学),小笠原 康夫(川崎医療福祉大学)

著者名(英語): Junichi Ono (Department of Medical Engineering, Kawasaki University of Medical Welfare), Yasuo Ogasawara (Department of Medical Engineering, Kawasaki University of Medical Welfare)

キーワード: 血液透析|実血流量|推定法推定法|Hemodialysis|actual blood flow|estimation method

要約(日本語): 血液透析はローラーポンプを用いて体外循環した血液を透析器(フィルター)で浄化する治療法である.通常、設定血流量と実血流量が一致するが、脱血圧に大きな陰圧が負荷されると実血流量は低下し、治療効果が不十分になる.このため、実血流量を監視する必要があるが、医療コストの問題から十分に普及していない.本研究では、回路内圧情報を用いて実血流量を推定する新たな手法を考案し、その推定精度を検証した.ローラーポンプ脱血圧に大きな陰圧が負荷されていない場合には、設定血流量=実血流量となる.また、フィルター前後の圧較差(⊿PF)は実血流量により発生する.そこで、低血流量下において、⊿PFと設定血流量の関係式を算出した.その後、脱血側陰圧を大きく変化させ、⊿PFから実血流量の推定を行った.その結果、推定値と実血流量はほぼ一致し,y=1.11x-8.6(R2=1.00),誤差率4.6%と良好な推定が可能であった.

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