スマートフォン背面タップ入力インタフェースにおける機能デザインの検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC2-2-1

グループ名: 【C】2023年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2023/08/23

タイトル(英語): Study of Functional Design in a Smartphone Back Tap Input Interface

著者名: 日野 凱斗（電気通信大学）,水野 統太（電気通信大学）,清水 美玖（電気通信大学）,田中 進吾（電気通信大学）,大倉 康平（電気通信大学）,水戸 和幸（電気通信大学）,板倉 直明（電気通信大学）

著者名(英語): Kaito Hino (The University of Electro-Communications),Tota Mizuno (The University of Electro-Communications),Miku Shimizu (The University of Electro-Communications),Singo Tanaka (The University of Electro-Communications),Kohe Okura (The University of Electro-Communications),Kazuyuki Mito (The University of Electro-Communications),Naoaki Itakura (The University of Electro-Communications)

キーワード: インタフェース|スマートフォン|ジェスチャ|文字入力|interface|smartphone|gesture|character input

要約(日本語): スマートフォンにおける文字入力は、ボタンサイズが小さいことによる誤入力や情報提示画面を減少させる画面占有率が問題視されている。本研究は、情報提示画面を直接タップする必要のないジェスチャとして背面タップを用いる。また、1タップ入力で操作自由度を確保する背面機能デザインについて検討する。日本語用配列に対応させるため、背面の一部に素材を貼り付け、素材の有無によるタップ時の差異から1回のタップで5選択可能な入力を提案する。動作の判別はスマートフォンに搭載された加速度・角速度センサによって行う。動作判別アルゴリズムを作成し、リアルタイム判別実験の結果は平均判別率97.4%と高精度に多選択が可能であることがわかった。今後の展望として、日本語入力画面のデザインの検討、文字入力の評価実験を行う。