骨伝導デバイスによる音像定位のためのクロストークキャンセル
骨伝導デバイスによる音像定位のためのクロストークキャンセル
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC6-1
グループ名: 【C】2023年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2023/08/23
タイトル(英語): A Study on Cross-talk Cancellation for Sound Image Localization with Bone Conduction Devices
著者名: 田上 尚樹(長岡技術科学大学),佐々木 大毅(長岡技術科学大学),杉田 泰則(長岡技術科学大学)
著者名(英語): Shoki Tanoue (Nagaoka University of Technology),Daiki Sasaki (Nagaoka University of Technology),Yasunori Sugita (Nagaoka University of Technology)
キーワード: 骨伝導|音像定位|クロストーク|アクティブノイズコントロール|トランスオーラルシステム|Bone-conduction|Sound image localization|Crosstalk|Active noise control|Transaural system
要約(日本語): 骨伝導デバイスを用いた音像定位技術は,補聴器や視覚障害者の歩行支援システムなど,さまざまな応用が期待されている。しかし,気道ヘッドホン/イヤホンによる音像定位技術ほど高い定位の精度が得られていないのが現状である。その原因の一つとしてクロストークの発生が考えられる。クロストークとは,右側(左側)の骨伝導デバイスで加振された振動が骨を伝わって左側(右側)の蝸牛に届く現象である。
本研究では,骨伝導デバイスを用いた際のクロストークの低減手法及び音像定位精度の向上手法を提案し,その効果をシミュレーションと被験者実験により調査・明らかにする。
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