耐故障制御のための入出力データを用いたソフトセンサ設計法
耐故障制御のための入出力データを用いたソフトセンサ設計法
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC8-1-4
グループ名: 【C】2023年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2023/08/23
タイトル(英語): Design Method of Soft Sensor for Fault-Tolerant Control Using Input/Output Data
著者名: 北村 徳太郎(三重大学),弓場井 一裕(三重大学),矢代 大祐(三重大学),駒田 諭(三重大学)
著者名(英語): Tokutaro Kitamura (Mie University),Kazuhiro Yubai (Mie University),Daisuke Yashiro (Mie University),Satoshi Komada (Mie University)
キーワード: 耐故障制御|ソフトセンサ|応答推定法応答推定法|Fault-Tolerant Control|Soft Sensor|Response Estimation Method
要約(日本語): 制御系では正常運転時は安定性を保ち十分な制御性能を保持していたとしても,構成要素の故障によって制御性能の劣化や,異常値を出力してしまうことによる系の不安定化を引き起こす恐れがある。また,センサによる故障は他の要素の故障に比べて発生しやすく,高信頼化が求められる。そのため,従来は複数のセンサを取り付けることにより冗長性を持たせたものなどが用いられている。しかし,問題点として複数のセンサが故障してしまった場合に測定ができない点や,コストが増加してしまう点があげられる。本提案の目的は応答推定法と類似度を用いたソフトセンサの設計である。センサが故障した場合に正常時に得られた入出力データから設計したソフトセンサに置き換えることにより,低コストで信頼性の高い耐故障制御を行うことができる。本提案の有効性を示すために 2 慣性共振系を用いて実機検証を行う。
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