ASPR性に基づくロバストPFC設計と適応出力フィードバック制御
ASPR性に基づくロバストPFC設計と適応出力フィードバック制御
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC8-2-4
グループ名: 【C】2023年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2023/08/23
タイトル(英語): Robust PFC Design and Adaptive Output Feedback based on ASPR Property
著者名: 赤池 宏太(熊本大学),水本 郁朗(熊本大学)
著者名(英語): Kota Akaike (Kumamoto University),Ikuro Mizumoto (Kumamoto University)
キーワード: 適応制御|概強正実性|並列フィードフォワード補償器並列フィードフォワード補償器|Adaptive control|ASPR|PFC
要約(日本語): 現在までに,ASPR(Almost Strictly Positive Real)性に基づく出力フィードバック手法が提案されている.この手法は,ASPRなシステムに対して出力フィードバックを施すことで,システムを漸近安定化できるという特長を持つことから実用化が期待されている.しかし,実際のシステムはASPR性を有しておらず,このASPR性を担保する手法の確立が重要になる.そこで,PFC(Parallel Feedforward Compensator)を導入することで,ASPR性を確保する手法が提案されている.PFCの設計法はいくつか提案されており,その一つにパラメトリック表現を用いた手法がある.しかし,基底ベクトルの有界性が厳密に検討されていない.そこで本研究では,理想PFCがASPRであるという仮定の下で,新しいPFC出力の設計手法を提案し,それを基に構成された制御系の安定性を示す.
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