ウェブ搬送装置に対する類似度に基づくデータベース駆動型制御法の一設計
ウェブ搬送装置に対する類似度に基づくデータベース駆動型制御法の一設計
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC9-1-5
グループ名: 【C】2023年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2023/08/23
タイトル(英語): Design of a database-driven control system for a Web Conveyor based on similarity
著者名: 髙谷 篤司(広島大学),木下 拓矢(広島大学),山本 透(広島大学),浜本 裕貴(日本製鋼所),平川 友大(日本製鋼所),日原 啓太(日本製鋼所),落岩 崇(日本製鋼所),富山 秀樹(日本製鋼所)
著者名(英語): Atsushi Takatani (Hiroshima University),Toru Yamamoto (Hiroshima University),Toru Yamamoto (Hiroshima University),Hiroki Hamamoto (Japan Steel Works, Ltd.),Tomohiro Hirakawa (Japan Steel Works, Ltd.),Keita Hihara (Japan Steel Works, Ltd.),Takashi Ochiiwa (Japan Steel Works, Ltd.),Hideki Tomiyama (Japan Steel Works, Ltd.)
キーワード: PID制御|データベース駆動型制御|ウェブ搬送装置ウェブ搬送装置|PID Control|Database-Driven Control|Web Conveyor
要約(日本語): プラスチックフィルムなど薄く長尺な素材はウェブと総称される。このような素材を加工する際には、張力や搬送速度を一定に保つことが品質担保のために求められる。しかし、搬送装置は複数の駆動ロールからなる大規模なシステムであり、ウェブ特性が環境条件に依存して変動することがあるため、駆動時のシステム特性の把握が困難であるという課題を抱えている。そこで、本研究では、同装置のモータ制御をシステム同定をすることなく実現するため、FRIT法に基づくデータベース駆動型制御方式を提案する。計算コストを削減するため、類似度に基づくデータベース設計の概念を導入した。ウェブ搬送装置の操作量は、操業データを保持するデータベースに基づいて計算することが可能であるため、迅速に理想的な応答を実現することが可能である。
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