マグロ稚魚養殖における作業者の屋内位置推定手法の一般化に向けた試み
マグロ稚魚養殖における作業者の屋内位置推定手法の一般化に向けた試み
カテゴリ: 部門大会
論文No: MC1-4
グループ名: 【C】2024年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2024/08/28
タイトル(英語): Attempt to generalize indoor position estimation method for workers in tuna fry farming
著者名: 谷川 凌弥(近畿大学),大谷 雅之(近畿大学),波部 斉(近畿大学),阿部 孝司(近畿大学),井口 信和(近畿大学)
著者名(英語): Ryoya Tanigawa (KINDAI UNIVERSITY),Masayuki Ohtani (KINDAI UNIVERSITY),Hitoshi Habe (KINDAI UNIVERSITY),Koji Abe (KINDAI UNIVERSITY),Nobukazu Iguchi (KINDAI UNIVERSITY)
キーワード: 屋内位置推定|人感センサ|Indoor position estimation|Human sensor
要約(日本語): 屋内養殖現場での作業者の行動を解析するために、人感センサのみによる人の移動経路推定手法が提案されている。しかし、この手法はマグロの水槽の曲率を意識した手法であるため、直線経路では精度が低く、三次以上の関数で構成される経路でも精度が高くならない可能性もある。この手法では解の評価方法として急激な方向転換をしている解を除くために移動角度をあらかじめ設定し、その角度との誤差を計算しているが、それでは直線の経路や複雑な移動をした際の経路に対応できないために精度が低くなると思われる。そのため、この研究では急激な方向転換を除くための誤差の計算方法に移動角度を使うのではなく、これまで通ったとされる点から近似曲線を求め、その近似曲線からの距離が小さいほど誤差が小さくなるように計算方法を変更した。結果として、変更した後の評価方法で推定を行うと精度が若干向上をした。
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