湯利用時刻予測方式の提案
湯利用時刻予測方式の提案
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS1-1-9
グループ名: 【C】2024年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2024/08/28
タイトル(英語): Proposal of a Method for Predicting the Hot Water Usage Time.
著者名: 大澤 奈々穂(三菱電機株式会社),千住 琴音(三菱電機株式会社),野中 美緒(三菱電機株式会社)
著者名(英語): Nanaho Osawa (Mitsubishi Electric Corporation),Kotone Senju (Mitsubishi Electric Corporation),Mio Nonaka (Mitsubishi Electric Corporation)
キーワード: 給湯機|電気式給湯器|予測|湯利用時刻|湯量|hot water supply|electric water heater|prediction|hot water usage time|hot water amount
要約(日本語): <p> 従来の電気式給湯器は、安い夜間電気料金時間帯にお湯を沸かして貯めておき、日中に利用する製品が主流となっている。しかし、それ以外の電気料金体系や太陽光発電余剰活用のために、住宅の湯利用時刻を予測し、その直前に湯沸かしを完了することで省エネを目指したいというニーズも存在する。そこで本稿では、住宅の湯利用時刻を予測する方式を検討した。
提案の予測方式では、1日のうちの湯を多く利用する時刻を正規分布近似し確率的に計算する。集合住宅32軒の湯量実績データを用いて評価を行ったところ、本方式で湯の利用時刻を予測し利用直前に湯を沸き上げると、従来の夜間に湯沸かしを行う方式よりも湯冷め時間(湯沸かし完了時刻から実際の湯利用時刻までの差)を平均約7時間短縮できることがわかった。</p>
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