RISC-V REMONの提案

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS2-4

グループ名: 【C】2024年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2024/08/28

タイトル(英語): Proposal for RISC-V REMON

著者名: 川谷 陽輝（大阪電気通信大学）

著者名(英語): Haruki Kawatani (Osaka Electro-Communication University)

キーワード: 組み込みシステム|割り込み|REMON|RISC-V|Embedded Systems|Interrupt|REMON|RISC-V

要約(日本語): 組み込みシステムは，現実世界の変化に対応して，予め定められている制約時間以内に処理を行うリアルタイム性が重要である。
一般的に、組み込みシステム開発ではRTOSが使用されている。しかしながら、RTOSにはRTOS自身の処理や割り込みによって、リアルタイム性の低下を引き起こす。この問題を解決するためにREMON(Real-Time Embedded Monitor)が提案された。REMONはRTOSと比較して割り込み禁止区間が短く、専用の割り込みを必要としないため、リアルタイム性の向上が期待できる。
また、RISC-Vは、オープンソースの命令セットアーキテクチャ（ISA）で、近年注目を集めている。オープンなプラットフォームとして、今後も様々な分野での応用が期待されるRISC-VにREMONの実装を提案する。