顔パレイドリア研究に関する動向

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS4-2-1

グループ名: 【C】2024年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2024/08/28

タイトル(英語): Trends in Face Pareidolia Research

著者名: 遠藤 良峻（岩手大学）,浅沼 凜果（岩手大学）,下條 信輔（カリフォルニア工科大学）,張 潮（富山大学）,明石 卓也（岡山大学）

著者名(英語): Yoshitaka Endo (Iwate University Super-Computing and Information Sciences Center),Rinka Asanuma (Iwate University Graduate School of Arts and Sciences),Shinsuke Shimojo (California Institute of Technology),Chao Zhang (University of Toyama),Takuya Akashi (Okayama University)

キーワード: ニューロサイエンス|画像生成|ディープラーニングディープラーニング|Neuroscience|Image generation|Deep learning

要約(日本語): 顔パレイドリアは心理的傾向のひとつであり、人間や一部の動物において確認されている。この顔パレイドリアはニューロサイエンス分野で広く研究されている。具体的に、特定の病気と認識の違いや顔と感じる感度といった内容について調査されている。代表的な研究成果のひとつに、顔パレイドリア含むパレイドリアが特定の病気の診断に有効であることが報告され、現在は診断方法のひとつとして活用されている例が知られている。また、コンピュータビジョン分野においても研究されており、顔パレイドリアの検出や表情の認識といったバラエティ豊かな研究が報告されている。このように、顔パレイドリアは学際的研究に発展することができる可能性があるテーマのひとつである。本講演では、調査されている内容および私自身が取り組んでいる研究である、「cycle-consistent adversarial networksを用いた画像刺激の系統的な生成」について発表する。