視線と瞬目を用いたキャリブレーションフリー入力インタフェース
視線と瞬目を用いたキャリブレーションフリー入力インタフェース
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS5-4
グループ名: 【C】2024年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2024/08/28
タイトル(英語): Calibration-free Input Interface Using Eye-gaze and Blinking eyes
著者名: 阿部 清彦(東京電機大学),新倉 大希(東京電機大学)
著者名(英語): Kiyohiko Abe (Tokyo Denki University),Daiki Niikura (Tokyo Denki University)
キーワード: 畳み込みニューラルネットワーク|入力インタフェース|視線入力|瞬目入力|キャリブレーションフリー|Convolutional Neural Network|Input Interface|Eye-gaze Input|Blinking Input|Calibration-free
要約(日本語): 近年、眼球運動のみでパソコンを操作し、文字入力を行うことのできる視線入力インタフェースが、ALS(筋萎縮性側索硬化症)などの重度肢体不自由者のコミュニケーション支援に用いられている。しかしながら、それらの多くは視線計測のために特殊な機器を使用し、また使用前にユーザごとにキャリブレーションを行う必要がある。筆者らはこれらの点を抜本的に改善するため、ノートパソコンのインカメラで撮影された顔画像より、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)を用いてユーザの視線方向(上下左右正面の5方向)を捉える手法を開発してきた。このCNNによる視線識別法に加え、ユーザの開眼と閉眼の状態を同じくCNNで検出することにより、視線と瞬目の情報のみで日本語入力やWeb検索を行うシステムを開発したので報告する。
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