クリニックの省エネを目的とした最適な設備設計モデルの提案と検証
クリニックの省エネを目的とした最適な設備設計モデルの提案と検証
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS1-1
グループ名: 【C】2024年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2024/08/28
タイトル(英語): Proposal and Verification of Optimal Facility Design Model for Energy Saving in A Clinic
著者名: 熊岡 幸暉(大阪電気通信大学),松井 信正(長崎総合科学大学),水野 裕志(大阪電気通信大学)
著者名(英語): koki kumaoka (Osaka Electro-Communication University),Nobumasa Matsui (Nagasaki Institute of Applied Science),Yuji Mizuno (Osaka Electro-Communication University)
キーワード: 省エネルギー|クリニック|太陽光発電システム|ピークカット|設備設計|energy-saving|clinic|photovoltaic (PV) power system|peak-cut|facility design
要約(日本語): 世界的に省エネ推進が加速する現代において、再エネの利活用や資源効率を重視した考えが拡大している。日本においても省エネ対策としてピークカットを目的とした太陽光発電システムを導入する病院が増加している。しかし、施設に最適な太陽光発電容量と畜電池容量が検証できていないため、季節で変化が大きい使用電力を効率良くピークカットできていないのが現状である。本研究では、太陽光発電システムの導入を想定しているクリニックを検証対象として効率良くピークカットができる最適な設備設計モデルを提案する。結果として、太陽光発電容量と蓄電池容量を可変することで季節に関係なく省エネを実現できる最適運用の条件を見出し、電力需要が最大となる冬季で平均23.9%、最小となる夏季で平均39.8%の削減率を見込める設備の最適容量を見積もることができた。
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