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色塗り実験に基づく色覚異常者の見えシミュレーション

色塗り実験に基づく色覚異常者の見えシミュレーション

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カテゴリ: 部門大会

論文No: PS1-5

グループ名: 【C】2024年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2024/08/28

タイトル(英語): Simulation of Color Appearance in Color Vision Deficiency Based on Coloring Task

著者名: 藤原 凌(香川大学),佐藤 敬子(香川大学)

著者名(英語): Ryo Fujiwara (Kagawa University),Keiko Sato (Kagawa University)

要約(日本語): 先天性の赤緑色覚異常者は網膜上に存在する錐体細胞の一部に欠損あるいは異常があり,正常色覚者と異なる見えを持つ.正常色覚者が色覚異常者の見えを体験し,理解するシミュレートモデルがあるが,個人によって異なる異常強度や特性を考慮したシミュレートは難しい.本研究では色塗り実験から色覚異常者の混同程度を定量化することで見えのシミュレートを試みた.5名の色覚異常者に,参照色と同じと感じる色をカラーパレットから選択して塗る実験を行ってもらった.参照色はCIE LUV色空間のu’v’色度図上の混同色線上から選択した.実験から各参照色の信頼楕円を求め,個人ごとに信頼楕円の長辺の長さと混同色線の色域内の長さの比率から混同程度を定量化し,従来のシミュレートモデルに適応した.見えのシミュレートから,2色覚者でも赤と緑の見えに知覚的な差があり,黄青軸方向に完全に圧縮されるほどの見えではないことを示した.

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