ペナルティ個体削減によるPfGAベースのCSD-FIRフィルタ設計性能の改善
ペナルティ個体削減によるPfGAベースのCSD-FIRフィルタ設計性能の改善
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS2-3
グループ名: 【C】2024年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2024/08/28
タイトル(英語): Improvement of PfGA-based CSD-FIR Filter Design Performance by Reducing the Number of Penalized Individuals
著者名: 戚 涵欽(東京電機大),陶山 健仁(東京電機大)
著者名(英語): Hanqin Qi (Tokyo Denki University),Kenji Suyama (Tokyo Denki University)
キーワード: ディジタルフィルタ|FIRフィルタ|メタヒューリスティック|遺伝的アルゴリズム|digital filters|FIR filters|metaheuristics|genetic algorithms
要約(日本語): CSD-FIRフィルタの設計にPfGAを用いる手法が提案されている。PfGAはGAをベースに,パラメータを設定せず,少数個体による探索で設計時間を大幅に改善した手法である。しかし,設計性能がGAより劣化する問題が発生した。この要因の1つがペナルティ個体の増加による,探索の多様化能力の低下と考えられる。PfGAの目的関数では,CSD表現の制約条件を違反した個体にペナルティを付加する。制約条件を違反した個体はフィルタ係数として利用できないため,多様化能力向上に寄与しない。そこで,ペナルティ個体を削減できれば,探索の多様化能力が向上し,設計性能が改善するとの主張に至った。本研究では,CSD表現は同じ係数値に対して,複数な表現方法が存在する特性に注目し,ペナルティ個体から非ペナルティ個体への置換を行い,主張の妥当性を設計例で示す。
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