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近似伝達系のモデル次数低減による音源定位性能改善

近似伝達系のモデル次数低減による音源定位性能改善

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カテゴリ: 部門大会

論文No: PS2-6

グループ名: 【C】2024年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2024/08/28

タイトル(英語): Improvement of Sound Source Localization Performance by Reducing the Model Order of Approximate Transfer Systems

著者名: 阿瀬 駿佑(東京電機大学),陶山 健仁(東京電機大学)

著者名(英語): Shunsuke Ase (Tokyo Denki University),Kenji Suyama (Tokyo Denki University)

キーワード: マイクロホンアレー|音源定位|システム同定|群遅延特性|microphone array|sound source localization|system identification|group delay

要約(日本語): 高空間解像度音源定位手法としてGRODMICが提案されている。本手法は2マイクロホン系の伝搬遅延特性の近似モデルに基づき到達時間差推定を行う。本質的な課題はマイクロホン間の伝搬遅延特性に対応する群遅延特性の推定精度である。理想的な群遅延特性は音源信号の成分が存在する周波数帯域において平坦特性となる。しかし,広間隔マイクロホン対の伝達系に対応する高次数モデルが起因し,多重リプルが発生する。多重リプルは到達時間差推定を妨げる要因であり,原理上高い空間解像度で推定可能な本手法において,優位点を最大限に活用できていないといえる。そこで,高空間解像度条件下でモデル化次数低減可能な状況の設定こそが定位性能向上に直結するとの主張に至った。本研究では近似モデルの特性を明らかにし,モデル化対象の系の群遅延リプルを低減する手法を提案する。実環境実験結果で従来法と他音源定位手法との比較を示し本研究の提案の妥当性を示す。

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