超小型衛星搭載用S帯用アンテナの設計
超小型衛星搭載用S帯用アンテナの設計
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS2-9
グループ名: 【C】2024年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2024/08/28
タイトル(英語): Design of S-band Antenna for Nano-satellite
著者名: 楠見 日佳(東京電機大学),佐藤 英思(東京電機大学),金丸 真奈美(東京電機大学),田中 慶太(東京電機大学),松本 健(東京大学/株式会社アークエッジ・スペース)
著者名(英語): Nichika Kusumi (Tokyo Denki University),Eishi Sato (Tokyo Denki University),Manami Kanamaru (Tokyo Denki University),Keita Tanaka (Tokyo Denki University),Takeshi Mathumoto (Tokyo University / ArkEdge Space Inc.)
キーワード: パッチアンテナ|超小型衛星|S帯S帯|Patch Antenna|Nano-satellite|S-band
要約(日本語): 本研究では3Uサイズの超小型衛星搭載用のS帯用パッチアンテナ(送受信ともに基板サイズ:38mm×38mm,厚さ:2.5mm)の開発を行った.本アンテナは設計の都合上80mm×80mmに収める必要があり,アンテナの小型化が求められる.そこで本研究では,Rogers社のTMM-4(セラミックと炭化水素と熱硬化性ポリマーの複合材)を基板とするパッチアンテナの小型化を目的とした.電磁界解析シミュレーションの結果,アンテナ単体では目標値である3.0dBicを超える利得は得られなかったが,筐体に乗せてGND 面を増やすことで6.0dBic以上の利得の向上が確認できた.この結果と製作したパッチアンテナの測定結果を比較し,S帯用パッチアンテナの小型化および実用性を検証した.今後,アンテナの小型化の発展として太陽電池セルの上に搭載可能な透明パッチアンテナを設計およびシミュレーションを行い,比較,検討を行う.
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