液滴ネットワークを用いた発電の電流制御に関する研究
液滴ネットワークを用いた発電の電流制御に関する研究
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS3-4
グループ名: 【C】2024年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2024/08/28
タイトル(英語): Research on Electric Current Control of Power Generation Using Droplet Network
著者名: 菊池 秋志(東京工業大学),菅野 翔一朗(東京工業大学),榛葉 健太(東京大学),宮本 義孝(国立成育医療研究センター),八木 透(東京工業大学)
著者名(英語): Shuji Kikuchi (Tokyo Institute of Technology),Shoichiro Kanno (Tokyo Institute of Technology),Kenta Shimba (The University of Tokyo),Yoshitaka Miyamoto (National Research Institute for Child Health and Development),Tohru Yagi (Tokyo Institute of Technology)
キーワード: 生体デバイス|液滴界面二重層|発電|電流制御|Biological Device|Droplet Interface Bilayer|Power Generation|Electric Current Control
要約(日本語): 電源内蔵型のコンパクトな生体デバイスの実用化には,より小型かつ機械的柔軟性があり,生体適合性の高い電源ユニットの開発が必要である.この要件を満たす例として,液滴ネットワークを用いたバッテリを作製した先行研究がある.これはリン脂質中でイオン濃度の異なる液滴を連結し,形成された液滴界面二重層(Droplet Interface Bilayer, DIB)にチャネルを挿入することで,微小サイズの化学勾配電池を形成する方法である.一方で,このような液滴ネットワークバッテリのエネルギ変換の効率化や出力の制御に関しては課題が残っており、これについて扱った研究も少ない.本研究では次の段階として,課題の一つである電流制御に着目する.液滴間に形成される脂質二重層の面積及び,挿入されるチャネルの量をコントロールする手法などを用いて,電流量の制御を試みる.
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