予測条件下での仮現運動知覚と脳活動の関連
予測条件下での仮現運動知覚と脳活動の関連
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS3-13
グループ名: 【C】2024年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2024/08/28
タイトル(英語): Relationship Between Apparent Motion Perception and Brain Activity Under Anticipatory Conditions
著者名: 植田 龍世(東京電機大学),金丸 真奈美(東京電機大学),田中 慶太(東京電機大学)
著者名(英語): Ryusei Ueda (Tokyo Denki University),Manani Knamaru (Tokyo Denki University),Keita Tnaka (Tokyo Denki University)
キーワード: 仮現運動|脳磁図|オッドボール課題オッドボール課題|Apparent Motion|Magnetoence Phalogram|Oddball Tasks
要約(日本語): 本研究では予測と仮現運動知覚の関連について調べるため、仮現運動の一種であるベータ運動の数種類の視覚刺激を呈示確率の異なるオッドボール課題として呈示し、実験参加者に呈示確率の高い標準刺激の動きを予測している条件下で視覚刺激に対する脳活動を脳磁界計測装置を用いて計測し、考察を行う。行動実験の結果、実験参加者が標準刺激の動きを予測している状態で、逸脱刺激を運動として知覚したグループと、運動として知覚しなかったグループに分けられた。このことからベータ運動の知覚処理において被験者毎に事前予測の影響の差異が存在することが示唆された。また、逸脱刺激に対する脳活動の解析結果においても第二刺激呈示後300ms程度で誘発応答(P3m)のグループ間の差異が存在することが示唆された。この結果より、視覚刺激に対するP3mが運動知覚に対応することが明らかとなった。
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