EEGによるVRの複数の構成要素における没入感の客観的評価
EEGによるVRの複数の構成要素における没入感の客観的評価
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS4-3
グループ名: 【C】2024年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2024/08/28
タイトル(英語): Objective evaluation of immersion in multiple components of VR by EEG
著者名: 東 泰樹(鹿児島工業高等専門学校),玉利 陽三(鹿児島工業高等専門学校),揚野 翔(鹿児島工業高等専門学校)
著者名(英語): Taiki Higashi (National Institute of Technology, Kagoshima College),Youzo Tamari (National Institute of Technology, Kagoshima College),Sho Ageno (National Institute of Technology, Kagoshima College)
要約(日本語): 近年,VR(Virtual reality)はさまざまな分野で用いられるようになっている.VRはあらゆる状況を再現し,高い没入感で体験できる.ここで没入感とは,対象に意識が注がれて他のことが気にならなくなる様子やその度合いのことである.あらゆる状況を再現できるVRは,ゲームやエンターテイメントの分野に限り使われるだけでなく,医療,軍,警察などの分野で,技術習得のための学習教材のシミュレーションとしての使用が検討されている.VRを用いたシミュレーションでは,没入感が高いほど現実に近い体験ができ,学習効果が高まることが期待できる.しかし,VRにおける没入感の評価は主観的評価が多く,客観的な評価手法は十分に確立されていない.本研究では,脳全域を測定できる脳波(electroencephalography,EEG)を用い,没入感の構成要素の中で時間的要素と空間的要素の複数の観点を組み合わせ,VRの没入感を客観的に評価することを提案する.
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