ベクトル量子化に基づくデータベース駆動化PID制御の効率化
ベクトル量子化に基づくデータベース駆動化PID制御の効率化
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC6-2
グループ名: 【C】2024年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2024/08/28
タイトル(英語): Improving the efficiency of Database-Driven PID Control based on Vector Quantization
著者名: 今地 大武(北九州工業高等専門学校),芦田 洋一郎(松江工業高等専門学校)
著者名(英語): Hiromu Imaji (National Institute of Technology, Kitakyushu College),Yoichiro Ashida (National Institute of Technology, Matsue College)
キーワード: ベクトル量子化|データ駆動型|非線形制御非線形制御|Vector Quantization|Data-Driven|Non-linear Control
要約(日本語): 産業界においては,IoTやAI発展を背景に,自動化技術に注目が集まっている。特に,自動制御技術については,様々な産業分野で利用されており,生産工程の自動化において重要な役割を担っている。一方で,産業界のシステムの多くは非線形性を有しているため,これらを自動制御するうえでは,非線形性への対応が重要である。非線形性に対応可能な手法として,DD-PID制御が提案されている。本手法は適用可能なシステムの範囲が広く,ソフトセンサ設計などにも応用されている。一方で,データベース検索を要する性質上,データ蓄積が進むごとに計算コストが大きく増大する課題がある。そこで本研究では,データベース検索の手掛かりとなる代表ベクトルを,ベクトル量子化技術を用いて実装することで,データベース検索の効率化を図る。本研究により,従来手法の解釈性の高さを維持しつつ,計算コストを低減することが期待できる。
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