予測誤差法によるモデルマッチング制御系の制御パラメータ推定における情報行列正則性条件

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC12-1-3

グループ名: 【C】2024年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2024/08/28

タイトル(英語): Non-singularity condition of information matrix in controller parameter estimate for model matching control systems via predictive error method

著者名: 齋藤 彰吾（東京都立大学）,増田 士朗（東京都立大学）,豊田 充（東京都立大学）

著者名(英語): Shogo Saito (Tokyo Metropolitan University),Shiro Masuda (Tokyo Metropolitan University),Mitsuru Toyoda (Tokyo Metropolitan University)

キーワード: 閉ループ同定|予測誤差法|モデルマッチング制御系モデルマッチング制御系|Closed-loop identification|Predictive error method|Model matching control

要約(日本語): 定値制御系に対するデータ駆動制御器調整法に対して制御量を規範モデル出力に追従させる制御器パラメータを求める手法が提案されている．著者らは，先行研究においてこの手法に着目し，予測誤差法によって制御器パラメータと外乱モデルを同時推定する場合における情報行列の正則性条件を報告した。情報行列は，予測誤差法において推定パラメータが一意に求められることを特徴づける条件であり，直接法の閉ループ同定問題においては情報行列の正則性条件が求められている。本研究では，著者らの先行研究の結果を閉ループ同定の場合の条件を直接利用する簡易な方法で導出する方法を与える。