骨格推定モデルを用いた視覚障害者のためのラジオ体操学習システムの開発
骨格推定モデルを用いた視覚障害者のためのラジオ体操学習システムの開発
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC13-2-4
グループ名: 【C】2024年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2024/08/28
タイトル(英語): Development of a radio calisthenics learning system for the visually impaired using a pose estimation model
著者名: 小室 馨心(電気通信大学),水野 統太(電気通信大学),板倉 直明(電気通信大学),水戸 和幸(電気通信大学)
著者名(英語): Keishin Komuro (University of Electro-Communications),Tota Mizuno (University of Electro-Communications),Naoaki Itakura (University of Electro-Communications),Kazuyuki Mito (University of Electro-Communications)
キーワード: 骨格推定|視覚障害者支援|ラジオ体操ラジオ体操|pose estimation|Support for the Visually Impaired|radio calisthenics
要約(日本語): 東京都立八王子盲学校では朝礼や体育の時間の準備運動としてラジオ体操を導入している. しかし、視覚的なフィードバックがないため、視覚障害者がラジオ体操の動きを覚えるのには時間がかかる. 本研究では骨格推定アルゴリズム(BlazePose)と音声フィードバックを用いてリアルタイムでラジオ体操運動の正誤判定ができるシステムを開発した. 本システムではラジオ体操第一 の13の運動それぞれに判定基準となる姿勢を設け, その姿勢をとると音によってフィードバックを提示する. 晴眼者にアイマスクを着用させて疑似的に視覚障害者がシステムを利用する状況を再現して, ラジオ体操運動の正誤判定を行った. 判定終了後に実施したアンケートでは, 音によるフィードバックは分かりやすいとの回答が得られたが, 判定基準が厳しいという意見もあった. また運動中にカメラに対する体の向きが変化してしまうことで, 判定基準が機能しなくなることが分かった.
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