MR 高松塚古墳：現実と仮想を融合した体験システム

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC15-2

グループ名: 【C】2024年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2024/08/28

タイトル(英語): MR Takamatsuzuka Kofun: An Experience System Merging Reality and Virtuality

著者名: 宋 文澤（関西大学）,林 武文（関西大学）

著者名(英語): WENZE SONG (Kansai University),Takefumi Hayashi (Kansai University)

キーワード: 複合現実|高松塚古墳|壁画|文化財|デジタルコンテンツ3DCG|Mixed Reality|Takamatsuzuka Kofun|Mural Painting|Cultural Property|Digital ContentThree-Dimensional Computer Graphics

要約(日本語): 本研究は，古代日本の重要な文化遺産である高松塚古墳を，最先端のミックスド・リアリティ（MR）技術を用いて再現し，新たな学びと体験の場を提供することを目的とする．具体的には，ヘッドマウントディスプレイ（HMD）を使用し，体験者が現実空間を見ながら古墳の寸法を直観的に理解できるようにする一方で，ハンドトラッキングを導入し，バーチャルのパネルにより古墳のサイズを調整するインターフェースを導入し，古墳内部の観察方法を新たに提案した．本稿では，これらの技術を活用した古墳の体験プロセスと，その実現方法について詳述する．