化学物質を辿る水中ロボットの開発に向けて―7方向迷路におけるザリガニの嗅覚探索行動の観察―
化学物質を辿る水中ロボットの開発に向けて―7方向迷路におけるザリガニの嗅覚探索行動の観察―
カテゴリ: 部門大会
論文No: 19am3-PS3-47
グループ名: 【E】第36回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム
発行日: 2019/11/12
タイトル(英語): Toward Developing Underwater Chemical Tracking Robot: Observation of Olfactory Search Behavior of Crayfish in Seven Arm Maze
著者名: 石田 華子(東京農工大学), 竹村 龍一(東京農工大学), 松倉 悠(大阪大学), 石田 寛(東京農工大学)
要約(日本語): ザリガニは匂いを頼りに餌を探索していると言われる。ザリガニの化学受容器は小触角に多く存在しているが,脚先にも存在しており,これらを使い分けて匂いを辿っている可能性がある。_x000D_ そこで,7方向の放射状迷路を用いてザリガニの行動を観察したところ,脚先の化学受容器も使って,空間的な匂いの分布を感知している可能性が示唆された。この結果は,水中ロボットに搭載する化学センサの配置を決める際に役立つと期待される。
要約(英語): Radial seven arm maze tests conducted for investigating how crayfish determine the food location are reported. Crayfish can search for food using their chemical sense. Experimental results suggest that crayfish detect spatial distribution of olfactory stimuli using the chemoreceptors on their walking legs as well as those on their antennules.
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