極性分子配向薄膜を備えたエレクトレット振動発電器の開発

カテゴリ: 部門大会

論文No: 20am2-PS3-13

グループ名: 【E】第36回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム

発行日: 2019/11/12

タイトル(英語): Development of vibrational electret generators utilizing spontaneous orientation of polar molecules

著者名: 田中 有弥, 松浦 寛恭, 石井 久夫(千葉大学)

要約(日本語): 環境中の振動から電気エネルギーを得ることができるエレクトレット型の振動発電素子が注目を集めている.エレクトレットは半永久的に電荷,もしくは電気分極を有する絶縁体であり,その作製のためには荷電処理が欠かせない.本研究では有機発光ダイオード用の極性分子を用いてエレクトレットを作製した.この結果荷電処理を必要としないエレクトレット,及び振動発電器を実現した.

要約(英語): This paper addresses development of electret-based vibrational energy generator (VEG) composed polar molecule. We applied tris(8-hydroxyquinolinato)aluminium (Alq3), as electret. Alq3-based VEG generates AC current with the frequency identical to the electrode vibration, suggesting that the VEG which does not require any charging process is realized by utilizing polar molecule, Alq3.

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