二次元電気化学センサLAAS測定における酸化還元電流値算出方法の最適化

カテゴリ: 部門大会

論文No: 20pm3-PS3-46

グループ名: 【E】第36回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム

発行日: 2019/11/12

タイトル(英語): A temporal optimization of redox current calculation on measurement with two-dimensional electrochemical sensor LAAS

著者名: 神地 花丸, 内田 秀和(埼玉大学)

要約(日本語): 本報告は,無標識スクリーニングを目指す二次元電気化学センサLAASについて,高感度化のために測定電流の最適化を試みたものである。手法として、擬似CA法を適用する応答電流値に含まれる非ファラデー電流収束の時間オーダを算出し,これを回避するための時間として待機時間・積分期間の再定義をおこなった。感度・検出限界の改善には至らなかったが,従来法の1/12の測定時間での測定の妥当性を示すことができた。

要約(英語): This paper addresses an optimization of LAAS measurement current. We calculate the time order of non-Faradaic current convergence, and then redefine the standby time as a time to avoid it. As a result, the validity of the measurement in 1/12 time of the conventional method is shown.

PDFファイルサイズ: 762 Kバイト