細胞外カルシウムイオン ON/OFF に対する 経上皮電気抵抗変化の評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: 27A2-SS3-2

グループ名: 【E】第37回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム

発行日: 2020/10/19

タイトル(英語): Evaluation of trans-epithelial electrical resistance by extracellular calcium ion ON/OFF

著者名: 髙田 裕司(京都大学), 上野 遼平(京都大学), Ramin Banan Sadeghian(京都大学), 永沼 香織(パナソニック), 辻 清孝(パナソニック), 横川 隆司(京都大学)

要約(日本語): ITO電極を用いたTEER計測可能なマイクロ流体デバイスを開発した。このデバイスを用いて頂端膜側及び基底膜側の細胞外Ca2+の急激な濃度変化に対して,TEER及び細胞間結合の形状の変化に差異が見られることを示した。これは細胞間結合のカルシウム濃度依存性の違いをTEER計測により検出できたことを示している。そして本研究で示した手法を応用すれば無標識で低侵襲かつリアルタイムに細胞極性を検出できる可能性が示唆された。

要約(英語): We developed a bi-channel microfluidic device integrated with four-probe electrodes to measure trans-epithelial electrical resistance (TEER). Time course of TEER was monitored when the extracellular Ca2+ was removed and replenished from the upper or lower channels. We demonstrated that cell polarity caused differences in the disruption and recovery of tight junctions. These results indicate the possibility of detecting cell polari

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