光学バイオセンサ応用を志向したYAG:Ce3+粒子含有フォトニック結晶の作製と光学特性評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: 27P3-SSP-31

グループ名: 【E】第37回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム

発行日: 2020/10/19

タイトル(英語): Fabrication and characterization of YAG:Ce3+ phosphor powder contained polymer-based photonic crystal for optical biosensor application

著者名: 植田 渉太郎(大阪府立大学), 小林 奈緒(大阪府立大学), 川﨑 大輝(大阪府立大学), 山田 大空(大阪府立大学), 末吉 健志(大阪府立大学, JSTさきがけ), 久本 秀明(大阪府立大学), 遠藤 達郎(大阪府立大学)

要約(日本語): 本研究では、YAG:Ce3+粒子を含有させたポリマー製フォトニック結晶(PhC)を作製し、バイオセンサ応用に向けた基礎検討を行った。PhCは、ゾルゲル法を用いて作製したYAG:Ce3+粒子を光硬化性樹脂中へ包含、ナノインプリントリソグラフィにて作製した。作製したPhCはYAG:Ce3+粒子を包含させた樹脂平板と比べ増強された蛍光が観察された。加えて作製したPhCは、表面へタンパク質が吸着することによって蛍光強度変化が観察された。

要約(英語): In this study, the YAG:Ce3+ phosphor powder-contained polymer-based photonic crystal(PhC) was fabricated for application of the optical biosensor. When the adsorption of the protein onto the PhC surface, the decrement of the fluorescence intensity which depend on the adsorbed protein amount could be observed.

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