ウシ血清アルブミン固定化シートを用いたエンドウの根滲出物の可視化

カテゴリ: 部門大会

論文No: 10A3-SS1-2

グループ名: 【E】第38回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム

発行日: 2021/11/02

著者名: 小野寺 武（九州大学）, 宮﨑 春菜（九州大学）, 中安 大（京都大学）, 桜井 望（国立遺伝学研究所）, 杉山 暁史（京都大学）

キーワード: エンドウ|フェノール化合物|ウシ血清アルブミン|蛍光消光|可視化

要約(日本語): 本研究ではウシ血清アルブミン(BSA)とフェノール化合物の相互作用により,蛍光強度が減少する現象を利用し,エンドウの根滲出物の濃度分布の可視化を試みた。BSAをフィルタに固定化し,根の滲出物との相互作用によるBSAの蛍光消光を測定し,側根の先端や根元で強く消光することがわかった。BSA固定化シートからの回収物を加水分解しLC-MSにより定量したところ,ケンフェロールの配糖体が分泌されていることがわかった。

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