乳酸および水素イオンを同時に可視化可能なマルチイオンイメージセンサの製作と海馬スライス細胞外イメージングへの応用

カテゴリ: 部門大会

論文No: 10P2-SS1-1

グループ名: 【E】第38回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム

発行日: 2021/11/02

著者名: 村口 迅人（豊橋技術科学大学）, 土井 英生（豊橋技術科学大学）, 堀尾 智子（豊橋技術科学大学）, パラジュリ ビージェイ（山梨大学）, 繁冨 英治（山梨大学）, 篠崎 陽一（山梨大学）, 崔 容俊（豊橋技術科学大学）, 高橋 一浩（豊橋技術科学大学）, 服部 敏明（豊橋技術科学大学）, 野田 俊彦（豊橋技術科学大学）

キーワード: 細胞外乳酸|細胞外pH|非標識|同時検出|海馬

要約(日本語): 乳酸感応部として機能するAu/Ti薄膜をpHアレイセンサ上にパターン形成した6μmピッチのマルチイオンイメージセンサを作製し、乳酸および水素イオンの同時可視化を検討した。その結果、両感応部は検出対象に選択的に応答し、乳酸および水素イオンの同時拡散イメージングに初めて成功した。マウスの脳組織を用いた薬剤刺激実験では刺激によって放出された乳酸の可視化に成功しイメージングデバイスとしての機能を実証した。

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