任意形状表面に形成可能な配向サマリウムコバルト厚膜磁石

カテゴリ: 部門大会

論文No: 10P3-SSP-18

グループ名: 【E】第38回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム

発行日: 2021/11/02

著者名: 志賀 大祐（TDK）, 藤原 良元（TDK）, 冨田 将来（TDK）, 鈴木 健一（TDK）

キーワード: 永久磁石|厚膜磁石|溶融塩|マイクロアクチュエータ|センサー

要約(日本語): サマリウムを含む溶融塩浴にコバルト基材を浸漬して前駆体を形成し、前駆体で覆われた基材を熱処理することで、サマリウムコバルト厚膜磁石を形成した。用いる基材の形状に関わらず、磁化容易軸が面外方向に配向した異方性永久磁石が得られた。特に円柱形状基材を用いた場合、磁化容易軸はラジアルに配向していた。直径0.85mmの基材から形成した磁石はシミュレーション結果と同等の約130mTの表面磁束密度を有していた。

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