表面処理を用いないシクロオレフィンポリマー流体デバイスの封止方法

カテゴリ: 部門大会

論文No: 10P3-SSP-5

グループ名: 【E】第38回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム

発行日: 2021/11/02

著者名: 小粥 教幸（ASTI）, 岩堀 公昭（ASTI）, 堀井 和由（シスメックス）

キーワード: マイクロフルイディクス|シクロオレフィンポリマー|熱接着|表面改質|アニール

要約(日本語): 試薬を予め封止して迅速診断を行うデバイスでは試薬封止の信頼性が極めて重要である。デバイスの材質としては極めて吸湿性が小さいCOPが適しているとされるが接着が難しい。そこでVUV光照射による表面改質がよく用いられるが、自家蛍光や耐水性、コストなどの課題がある。本研究ではTgの異なるCOPとCOCを使い、表面改質を用いることなく熱プレスとアニールという簡便な方法で試薬密閉性の高い接着を得ることができた。

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