脈波伝播計測に向けた圧電脈波センサの高精度化

カテゴリ: 部門大会

論文No: 11A3-SS2-3

グループ名: 【E】第38回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム

発行日: 2021/11/02

著者名: 石橋 正規（神戸大学）, 和泉 慎太郎（神戸大学）, 吉本 秀輔（大阪大学）, 野田 祐樹（大阪大学）, 荒木 徹平（大阪大学）, 植村 隆文（大阪大学）, 関谷 毅（大阪大学）, 川口 博（神戸大学）

キーワード: 圧電センサ脈波|ノイズ削減|伝達機構|脈波伝播速度|ウェアラブルデバイス

要約(日本語): 本稿では,圧電フィルムを用いた脈波センサの高感度化について紹介する。圧電フィルムセンサを用いた脈波計測は消費電力面に優位性があるが、従来は感度とノイズ耐性に課題があった。そこで本研究では構造的工夫によって皮膚との接触状態とセンサの計測感度の改善を実現した.また,提案構造を用いたプロトタイプを試作し,撓骨動脈上の複数箇所で脈波を連続して計測することで脈波伝播モニタリングが可能であることを示した。

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