空間解像度向上のためのナノポーラスアルミナ薄板を搭載した機能膜型 K+ イメージセンサ

カテゴリ: 部門大会

論文No: 6P5-PS-48

グループ名: 【E】第40回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム

発行日: 2023/10/31

タイトル(英語): Functionalized membrane-type K+ image sensor with nanoporous alumina thin-plate for high-resolution imaging.

著者名: 倉持 圭汰(豊橋技術科学大学), 土井 英生(豊橋技術科学大学), 堀尾 智子(豊橋技術科学大学), 崔 容俊(豊橋技術科学大学), 高橋 一浩(豊橋技術科学大学), 野田 俊彦(豊橋技術科学大学), 澤田 和明(豊橋技術科学大学)

キーワード: バイオイメージング|細胞外カリウムイオン|ナノポーラスアルミナ薄板|PVC膜|電位検出型アレイセンサ|Bioimaging|Extracellular potassium ion ([K+]o)|Nanoporous alumina thin-plate|Polyvinyl-chloride membrane|Potentiometric sensor array

要約(日本語): 神経伝達に重要な役割を果たす細胞外カリウムイオン([K+]o)の高速・高精細イメージング技術の開発は,神経科学や脳科学に貢献することが期待できる.本研究では,[K+]oの高解像イメージングに向け,ナノポーラスアルミナ薄板を応用した機能膜型K+イメージセンサを製作し,脳組織を模倣したK+放出ゲルを用いて空間解像度を検討した.その結果,アルミナ薄板を搭載したセンサがK+応答の空間解像度向上に有用である可能性を示した。

要約(英語): We fabricated a functionalized-membrane-type K+ image sensor with nanoporous alumina thin-plate and the spatial resolution was investigated using K+ release gel linked brain tissue. As a result, it was exhibited that an alumina thin-plate mounted sensor may have effectively useful for improvement of K+ distribution in a solution.

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